in 水俣
水俣という町を存分に堪能してきました。
参加者の皆さまが水俣の自然を歩き、少しずつ採取した食材を調理して感謝をしながらいただきました。
豚の丸焼。
ほとんど食べつくした後の写真ですが・・、柔らかくてとても美味しかったです。
イベントのゲストであるRODORODOのお二方が素敵な演奏と唄を披露されました。
その中で、RODORODOのお二方が奏でていた音楽は、
水俣病患者の代弁者として様々な活動をされている小説家、石牟礼道子(いしむれみちこ)さんの詩をメロディにのせた唄でした。
前夜祭で同じ唄を聞いてからとても心に残っていたので、イベント当日、『水俣病資料館』 へ行きました。
なんとなく知っているようで、全く知らなかった水俣病。
日本が成長していく中で発生した公害による水俣病。
時代背景、公害の経緯、たくさんの患者と、そのご家族の苦しみ、多くの事を知り、学びました。
現在も続く苦しみ。
目をそらさず、投げかけられる苦しみの現実を受け止め、同じ過ちを繰り返さぬよう考えながら生活したいと思います。
私は、自然に、生きていく場所をお借りしています。
自然に命を分けていただいています。
何も手を加えずに生きていくことは無理かもしれませんが、自然と共存し、なるだけ負担をかけないような生活を心がけたいと思います。
事実を知ってから改めて唄を聞いたイベント当日の夜。
前日とはまた違う響き方で、心に深く残りました。
『知る』 って大切だな。と、思いました。
きっかけを与えていただいて感謝しています。
そして、この日のために製作した絹の弦。
とてもとても綺麗な音色でした。
大麻・楮(こうぞ)・イ草・絹でつくられた弦。
みなそれぞれ違った響き方で、聞き比べをしてとても楽しかったです。
お蚕さんにいただいた大切な糸。
その綺麗な音色を聴いた時は、とても感慨深かったです・・。
2泊3日の水俣の旅。
喋ってばっか、飲んでばっかで、あまり写真を残していなかったのが残念ですが・・、
本当にたくさんの刺激をいただきました。
なんか、人生を120%楽しみたいし、悩む時は全力で悩みたいし、大きな壁にぶち当たってみたいし、
そして、それを超えてみたいし、なんか、なんか、とにかくガンバロー!
と、やる気に満ちた気持ちで帰路につきました。
また会いたいな。
もっとたくさんの話を聞きたいです。
そして、毎回全力で飲むのはそろそろやめようと思います。
記憶が欠落してしまうのが勿体ない・・。
毎回青タンつくってたら身が持たない・・。
不知火海を眺めながらの朝ご飯。美味しかった。
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