水俣アートミーティング
嬉しいことに、私も参加させていただきます。
水俣は初めてなので、とても楽しみです。
詳細はこちら ⇒ 『水俣アートミーティング2015』
私が参加させていただくのは、【天然の繊維でつくられた弦で音を奏でる】 と、いうもの。
私は繭から、絹の弦をつくります。
他にも、たくさんの愛情をかけて育てられた天然植物繊維により弦がつくられています。
それぞれに、どういった音色が響くのか、とても楽しみです。
弦というからには、強く、そして張りもあった方が良いのでしょうが、なんせ初めてのことで色々と試行錯誤・・。
強くするために糸を太く、撚り多くかけました。
撚りをかけた後に真っすぐに張って伸ばして糊づけして強度をもたせて・・と、
そもそも楽器の弾けない私は弦というもの自体よく分からないのですが、
『こうしたらもっと良くなるのかも!』 と、想像しながらあれこれ実験する日々がとても楽しく。
『初めてのこと』 に、挑む機会を与えていただくということは、とても貴重なことなのだと歳を経るごとに強く思うわけで。
本当にありがたいことです。
試行錯誤の途中、撚りの掛け具合がわからなくて、ネジネジになってしまった糸・・。
のび太の吹き出しによく出るやつみたいですが、私ものび太の気持ちを味わってみた。
こちらの撚り損ねた糸も、後日大事に織りに使います。
そんなこんなで試作第1号。
先月完成しました。
今週末がとても楽しみです。
湯の児ウォーキングにも参加したい。
たくさんの出会いと、たくさんの気付きがありそうな楽しみな予感です。
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