赤いトラクター
何度もエンストしながらも、どうにか乗りこなせるようになりました。
畦間(うねま)が凸凹で刈払機が使いずらかったので、トラクターで平らに均しました。
これで、これから生い茂るであろう春草もどんと来いです(←びくびく・・)。
しかし、トラクターも刈払機もなかった時代、鍬で畑を耕して、鎌で草を刈って・・、その他にもまだまだ私の知らない労力がたくさんあったのだろうなぁ。と、思う。
昔から農作業をされていたお母さま方は、とても力強い。
昨年、堆肥を撒く時にご一緒した際、一番若い私が頑張らなきゃっ! と、張り切ったのだけど、
なんてことはない、私が一番足手まといだった。
作業が終わって、一番にくたびれ果てていたのも私でした。
お母さま達が道具抱えて帰る準備をしている頃、私は畑から立ち上がることもできず・・。
申し訳ない・・・。
農作業をしながら、色々と思うとこ、考えるとこ、はありますが、先人の知恵をお借りし、そして文明の利器もありがたく取り入れながら、私なりに畑を守っていきたいと思っています。
現在、山間(やまあい)の小さな平屋にポツンと住んでます。
インターネットは繋がるし、蛇口をひねれば水はでるし、お風呂はないけど、近所の温泉に毎日タダで入れるし、トイレはウォシュレットだったりします。
携帯は電波が入りにくいけど、遠く離れた友人とはskypeでいつだってタダで話せます。
LINEにすれば? と、いつも言われるけど、ガラケーなのでLINEがよくわかりません。
冷蔵庫から冷えたビールを取り出すときは、冷蔵庫が輝いて見えます。
農作業で泥だらけになった作業着は、スイッチひとつで綺麗に洗ってくれます。
文明の利器にお世話になりながら、毎日を快適に生活しています。
今、私の手の中にある利器。
もうこれで、十分だと、十分すぎるのだと思っています。
話は逸れましたが、トラクターに乗る時の鼻歌。
草の香りが俺は好きだぜ~
踏まれながらに強くいきていく~
燃える男の赤いトラクター~
フンフンフフン♪ フフフンフン♪
アーキーラー!!
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