伐採


2年もの間、全く手を付けておらず巨木化していた桑の木を伐採中。

ひたすらノコギリでギコギコやるこの作業。

毎回四十肩が悪化します。

この切ないネーミングの四十肩、半年ほどで改善してくるのですが、

半年ごとに桑の木を伐採するので、要は年中四十肩ということになるのですね。

とりあえず腕を上げると激痛が走るので、

毎晩風呂に入る時、

『ちょちょちょ、だーれーかー、シャツ引っ張ってー』 と、無稽な叫びが風呂場にこだまするのです。



伐採した枝は細かく切り分けて裏山の畑に運びます。

毎日何往復もするのですが、この作業、枝が顔にぶっ刺ささり流血します。

しなやかに反った枝は鞭となりバチーンとミミズ腫れします。

よって、派手に夫婦喧嘩をした漫画のような顔になるのです。


名誉の負傷ではありますが、

顔をもうちょっと大事にする!

よし、コレも今年の目標のひとつだ。


裏山に枝山が出来てきました。

水分が抜けるまで放置です。

この枝の繊維でいろんなことしたいなーと、思っていたのですが、

これは 老後のお楽しみ にすることにしました。

私のやりたいこと、肌でつかみたいこと、続けたいこと、は、数十年先の未来まで予約でいっぱいです。

でも、いつだって、少し隙間を、少し余裕を持っていたいと思います。

いつなんどき楽しい発想が飛び込んでくるか分かりませんからね。


隙間をつくる!

よし、コレも今年の目標のひとつだ。



畑作業が終わったら、作業着についた小枝や草をパンパンはたいて洗濯機に入れます。
 パンパンしても落ちない小枝は、

 尺取虫なのである。


毎日数匹はくっついてます。