秋の育蚕がはじまりました
8月22日、掃き立てを行いました。
グレーの卵はまだ孵化前です。
蚕種は1パック当たりおよそ2万頭。
孵化が揃うのを待って、桑付け。
1令の桑はやわらかくて美味しいところを与えます。
孵化したてのお蚕さん。
勢いよく食べてくれます。
稚蚕は温度と湿度がとても重要。
部屋の温度は1令は27~28℃、湿度は90%がベスト。
1日中同じに保つのって結構難しい・・。
乾燥しないように、防乾紙とシートで覆います。
こちらは本日、1令2日目のお蚕さん。
だいぶぷっくりしてきました。
21時、本日最後の給桑。
お蚕さんの様子を見ながら、ゆっくり丁寧に給桑。
この幸せな気持ちを
いまのうちにたくさんかみしめておこう。
この秋の掃き立ては、稚蚕飼育所ではなく、自宅隣りの母家の一室で行っています。
空調設備の整った飼育所とは違い、温度や湿度の管理は大変ですが、
これまで飼育所の先生方に教わってきたことを、丁寧に行っていきます。
今回は春より少ない、2軒分の稚蚕を飼育。
そして今回は、大好きな養蚕農家の大先輩と一緒に飼育。
心強い。強すぎる。
3令までを一緒に育てます。
一緒に稚蚕飼育を行うこと。かねてからの夢が叶いました。
嬉しいなぁ。
稚蚕は菌や病気にとても弱いデリケートな時期。
しっかりと様子を見ながら、明日からも引き続き、気を引き締めて行っていきます。
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