3令眠
3令のお蚕さん。
桑の葉を食べる勢いも増してきました。
桑の葉を食べる勢いも増してきました。
夕方くらいから眠に入りだすかなと予想していましたが、
午前中、早くも眠に入りだしたお蚕さんもちらほら。
午前中、早くも眠に入りだしたお蚕さんもちらほら。
3令になると体の大きさも就眠のタイミングも個体差が出てきます。
寝揃うのを待つ間、先輩農家さんと桑を摘んだり、お昼ご飯食べに行ったり、
町で一番の大きなホームセンターに行ってショッピングを楽しんだり。
寝揃うのを待つ間、先輩農家さんと桑を摘んだり、お昼ご飯食べに行ったり、
町で一番の大きなホームセンターに行ってショッピングを楽しんだり。
いつもは3令から枝ごと切っていたのですが、
今年は桑の発育が芳しくなく、来春の桑が足りそうにないので、
4令までは枝を切らずに桑の葉を摘みます。
桑の葉を摘みながら、
『これまで養蚕を続けてきてよかった~。
あんたと一緒に飼育ができてこげん楽しいっちゃもん。』
と、先輩農家さんからの嬉しいお言葉。
ご主人が亡くなられる前、
『俺は最後の一軒になっても養蚕を続ける。』
と、ずっと言われていたそうです。
『あん言葉がなかったらうちも辞めとったやろうね。続けとってほんな良かった。』
そして、養蚕という、お蚕さんを育てる。ということの重みについて、話を聞かせてくださいました。
先輩農家さんはとてもおおらかで明るく、いつもガハハハ~と笑っています。
先輩農家さんの楽しく笑いながらの何気ない会話の中で話される、
お蚕さんを育てるということの重み。
それは、どの教科書にも載っていない、長く続けてきた農家さん達だけが心の中で知る
大切な重みなのだと思いました。
きっとそれは養蚕だけではなく、いまある全てのことがそうなんだ。と、
ふと私の中での世界の見え方が変わった瞬間でした。
今年は桑の発育が芳しくなく、来春の桑が足りそうにないので、
4令までは枝を切らずに桑の葉を摘みます。
桑の葉を摘みながら、
『これまで養蚕を続けてきてよかった~。
あんたと一緒に飼育ができてこげん楽しいっちゃもん。』
と、先輩農家さんからの嬉しいお言葉。
ご主人が亡くなられる前、
『俺は最後の一軒になっても養蚕を続ける。』
と、ずっと言われていたそうです。
『あん言葉がなかったらうちも辞めとったやろうね。続けとってほんな良かった。』
そして、養蚕という、お蚕さんを育てる。ということの重みについて、話を聞かせてくださいました。
先輩農家さんはとてもおおらかで明るく、いつもガハハハ~と笑っています。
先輩農家さんの楽しく笑いながらの何気ない会話の中で話される、
お蚕さんを育てるということの重み。
それは、どの教科書にも載っていない、長く続けてきた農家さん達だけが心の中で知る
大切な重みなのだと思いました。
きっとそれは養蚕だけではなく、いまある全てのことがそうなんだ。と、
ふと私の中での世界の見え方が変わった瞬間でした。
お蚕さんがほぼ寝そろい、
先輩農家さんはお蚕さんを連れていざご自宅へ。
先輩農家さんの家の蚕室は、とても涼しくお蚕さんも快適な環境です。
今日からは別々の育蚕ですが、私も先輩農家さんに追いつけるようしっかりと努めます。
今日からは別々の育蚕ですが、私も先輩農家さんに追いつけるようしっかりと努めます。
0コメント