蚕座紙 ⇒ 封筒
繭マスクを入れてお届けしている封筒。
このようなかんじでお届けしています。
『なんだよ、手作り封筒じゃねぇか~。もうちょっとましな封筒はねぇのかい。』
と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。
↑
いや、実際は繭マスクをご注文してくださる方は優しい方ばかりなので、
そんなこと思われないと思いますが・・。
『なんだよ、手作り封筒じゃねぇか~。もうちょっとましな封筒はねぇのかい。』
と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。
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いや、実際は繭マスクをご注文してくださる方は優しい方ばかりなので、
そんなこと思われないと思いますが・・。
この茶色い封筒は、蚕座紙(さんざし)。
中で繭マスクを包んでいる、白い半透明の紙は防乾紙。
中で繭マスクを包んでいる、白い半透明の紙は防乾紙。
共に、お蚕さんの稚蚕飼育に欠かせない大切な専用紙なのです。
1令~3令の稚蚕は、竹のバラで育てています。
このバラのサイズに合わせて蚕座紙・防乾紙を切ると、どうしても使うことのできない半端が出てしまいます。
このバラのサイズに合わせて蚕座紙・防乾紙を切ると、どうしても使うことのできない半端が出てしまいます。
捨てるには勿体ないな~と、ずっとため込んでいたのですが、
現在、封筒という新しい名を受け、新たな姿で皆様の元へ旅立っています。
現在、封筒という新しい名を受け、新たな姿で皆様の元へ旅立っています。
蚕座紙・防乾紙の上で生まれ、
もりもりと桑の葉を食べ、
快適に成長していきます。
皆様のお手元に届く封筒は、もちろん育蚕で使用していない新品なものですが、
その切り離された片割れの紙の上で、今年もお蚕さんが育ち、
そして立派な繭になったのだなと、ふと、ちらりと、思っていただけると幸いです。
(余談ですが、こんなこと言うのもちょっとアレですが、この紙めっちゃ高価です。びっくりするほど高価です。しつこいけれど、高価なんです。)
しかしながら、農家にとって必要な、とっても貴重な紙なんです。
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