朝霧
この時期は毎朝霧がかかっている。
朝、てくてくと裏山の桑畑に登っていく。
桑畑に到着した時には、水分を纏った霧のベールで肌がしっとりすべすべしている。
ずっとこの肌が続けば良いけど、霧が晴れると現実に戻る。残念。
スーッと深呼吸してマイナスイオンを肺にいっぱい吸い込んで、
しばらくボーッとしてから作業を始める。
9時半を過ぎるころには朝霧もすっかり晴れて、
ほんとに3月なのだろうかという太陽が顔を出す。
暑い・・・。
霧が濃い日は快晴。
桑畑の追肥と耕耘がようやく終わり一安心。
トラクターで耕耘して、入りきらないところは小型の耕耘機で耕します。
小型の耕運機はとても便利です。
近所に菜の花が咲き乱れる今、長雨が多く、
なかなか耕耘が進まず、1ヵ月近くかかってしまいました。
この時期の雨を菜種梅雨というらしいですね。
菜の花や梅の実、天候や季節を表す文字に植物が入っているのが可愛らしい。
養蚕や織りや糸から生まれた言葉も多いけど、自然を用いて生まれた言葉など、
美しい言葉をもっと知りたいなと思う昨今。
会話をしていて、私の知らないこうゆう美しい言葉を話す人に出会うと、
素敵だなあ~と思う。
私もああなりたいなと思う。無理だろか?
作業を終えて耕運機と共に下界に戻る。
お疲れさまでした、耕運機。
これから、泥だらけになった耕運機を綺麗に洗車させていただきます。
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