稚蚕中のいろいろ
小梅が落ち始めたので慌てて収穫。
とりあえずジップロックで漬けて、
洗濯板で重し、、雑だけど、とりあえずは間に合った。
たわわに実った桑の実を収穫。
先日いただいた腰につける籠。収穫するのにとっても便利。
桑の実は、ジャムと酢と朝のジュースになる。
桑葉を乾燥させてお茶に。
桑は、お蚕さんだけではなく、人間にもとっても栄養になり、そして健康に良いのです。
お蚕さんが5令期になるころには、こんなことする余裕もなくなるので、
今のうちにたくさん作って、健康な体になるのです。
そして、飼育が始まってから、毎日色んな方からいただく差し入れ。
・・もう、本当にありがとうございます。
稚蚕飼育時は、まだ、ごはんをつくる余裕は存分にあるのですが、
ありがたく甘えさせてもらっています。
おかげさまで飼育が始まってから、まだ一度も晩御飯つくっていません・・・。
そして、ここ最近の嬉しいこと。
私は今年の4月から、町内の民生協力員(地域福祉活動)をしているのですが、
そこで訪問するようになった88歳のおじいちゃん。
昔、ご両親が養蚕をされていたそうで、色んなお話しを聞かせてくれます。
お蚕さんのことも、糸づくりや織りのことも、
とても詳しく記憶されています。
どの農家さんも、お蚕さんを育て、糸を紡ぎ、機織りをされていた6・70年以上前の貴重な生きたお話し。
この貴重なお話しをもっともっと今、聞いておきたい、
今、聞いておかなきゃ。と最近よく思うのです。
おじいちゃんは、お蚕さんを見に来てくれます。
そして、2~3日おきに電話をくれます。
『お蚕さんはもう2cmくらいなったでしょう。ちゃんと食べてますか?』と。
お蚕さん、元気にもりもり食べてますよ。と、答えたら、
『お蚕さんじゃなくて、花井さんがちゃんと食べてますか?お蚕さんの前に、あなたがしっかりと食べてくださいね。まずは、人間が元気じゃないとね。』
毎回5分程で終わるその電話に、いつも励まされてます。
おじいちゃんにお蚕さんを見てもらうのが、楽しみでもあります。
民生協力員になりましたが、私の方が心配りしていただいているのが可笑しくて、そして嬉しい。
草刈り。
敷地内を12ブロックに分けて刈っているのですが、
今日、第6ブロックの栗山の草刈りがようやく終わりました。
よし!あと半分だ。
毎日もりもり食べて、頑張ります!
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